国環研は、環境省および宇宙航空研究開発機構との共同プロジェクトとして温室効果ガス観測観測技術衛星1号を2009年1月に打ち上げ、主要な温室効果ガスである二酸化炭素とメタンの全球大気濃度分布を観測することで、気候変動研究に貢献して来ました。更に、2018年10月には2号機の打上げに成功し、観測の継続・発展を図ると共に、2019年度からは3号機に向けたプロジェクトも本格始動します。これらの衛星観測データから温室効果ガス濃度を導出する際に必要な情報となるモデルシミュレーションや、大気濃度分布データに基づく全球の温室効果ガス吸収排出量推定なども研究の一環として行っています。
研究プロジェクト