研究プロジェクト

永久凍土融解が気候変動に与える影響についての研究

上空から見た永久凍土地帯(朝日新聞の取材に同行し撮影。地面の下で氷が成長しやすい部分が繋がり、その部分が夏季に融解して陥没しポリゴン(多角形土)という網目状の地形が作られる。

「永久凍土」とは、地下の温度が二年以上連続して0°C以下になる地面のことで、メタンや二酸化炭素、様々な有機物が大量に含まれています。このため地球温暖化によって永久凍土が融解すると、温室効果ガスが大気中に放出され、さらに温暖化が進行することが懸念されています。私たちは、現場観測を行う研究チームと、将来の予測を行う数値モデル研究のチームが連携し、永久凍土融解が気候変動に与える影響についての研究を進めています。

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