研究プロジェクト

対流圏オゾンと気候変動の関係についての研究

国設八方尾根酸性雨測定所(標高1850 m)外観。日本でも数少ない山岳域に設置された測定所で、大陸からの越境大気汚染観測に最適である。

対流圏オゾンは、温室効果気体であり、人間や植物への悪影響を持つ大気汚染物質です。対流圏オゾン濃度の変動には、植生や人間活動から排出されるオゾンの元となる窒素酸化物や揮発性有機化合物、オゾンがどのように輸送されるかが重要となります。私たちは、世界各地の大気観測データに加え、気候・気象データの解析を行うことによって、エルニーニョ現象などのような気候変動が大気質に与える影響についての研究を進めています。

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