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GOSATって知ってる?
GOSATは

GOSATごーさっとシリーズは、地球の大気たいきにふくまれる「温室効果ガス」を宇宙うちゅうから調べる日本の人工衛星です。二酸化炭素にさんかたんそ(CO2)やメタンなどの温室効果ガスは、 地球温暖化ちきゅうおんだんかの原因になるため、どこから出ていて、どれくらいあるのかを知ることがとても大切です。
GOSATシリーズのミッションは、環境省かんきょうしょう国立環境研究所こくりつかんきょうけんきゅうしょ(NIES)・宇宙航空研究開発機構うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう(JAXA)が協力きょうりょくして実施じっし しています。そして、これらの観測データは、NIESで処理しょり公開こうかいしています。

GOSATシリーズのなかまたち 

温室効果ガスを観測するGOSATシリーズには、進化してきた3つの衛星があります。

GOSATシリーズ

どんなふうに観測しているのかな

GOSATやGOSAT-2は、大気中の温室効果ガスを「点」で観測していました。 新しいGOSAT-GWに搭載とうさいされているTANSO-3は、地球全体を広く観測でき、一度にとても広い範囲はんい(観測幅約910km)を見ることができます。 さらにくわしく調べたい場所は、小さな範囲で細かく観測することもでき、都市域としいきなどから出ているガスの様子まで見ることができます。

GOSATでわかる月ごとのCO2とメタンの濃度のうど

CO₂やメタンは、地球をあたためる「温室効果ガス」です。
下に示したグラフは、GOSATが観測を始めた2009年から現在げんざいまでのそれぞれの濃度です。どちらも年々えていることがわかります。

GOSATシリーズのデータは何に使われるの?

地球温暖化対策たいさくでは、各国が排出量はいしゅつりょうを報告し合う国際こくさいルール「パリ協定きょうてい」があります。
この協定では、地球の平均気温へいきんきおん上昇じょうしょうをできるだけ小さくし、できれば1.5℃まで、少なくとも2℃以内におさえることを目標もくひょうにしています。
GOSATの観測データはIPCCという国際的な気候変動きこうへんどう報告書ほうこくしょにも使われ、各国が報告する排出量の正確さを確かめたり、地球温暖化の進み具合を評価ひょうかしたりするために使われています。
また、GOSATシリーズが観測した、CO₂やメタンがどのように増えているのか、どこから排出されているのかというデータは世界中の人たちが自由に使えるようになっていて、国の環境に関する政策せいさくや地球温暖化のしくみを解き明かす研究に使われています。